料理は脳を鍛える(川島隆太教授) | リナの料理録

料理は脳を鍛える(川島隆太教授)

料理は認知症を防ぐ

って初めて聞きましたが、本当だって。

医療系の仕事してるママンが持ってきた資料にその記事が。
誰の記事?なんとこの方でした↓


川島 隆太
脳を鍛える大人の計算ドリル―単純計算60日


脳ブームの火付け役、川島先生 (先生は意図的にブームを作っておられます)

広く知られているように
脳の中でも高度な(理性的)精神活動を司っているのが前頭前野
ここがトラブると、記憶力や自制心が…アッチョンブリケなことに。
おお、コレは防ぎたいですね。どうしよう?


川島先生は「脳機能イメージング研究」により
「読み、書き、計算」
これらの行為が脳の劣化に歯止めをかける、さらに回復させる事を発見なさいました
つまり前頭前野の強い活性化 ありがたや
でも
読み、書き、計算ていうのは案外面倒
忙しい人にとってはなかなか毎日やれるものではありません
もっと日常的な行為で脳を鍛えるものって無いの?

そして先生は
料理は、計算よりも脳を活性化させる
という、実にブラボーな結論を導き出されたのです
イェイ!!

川島先生と大阪ガスの共同研究により
人間の脳は料理中、
「プラン考案、食材のカット、火での調理、盛り付け」いずれの間も
そりゃもう めーーいっぱい ぶんぶんぐるぐる動いてる事がわかった

その効果は「読み、書き、計算」以上
なぜか? ポイントはふたつ
・指先を動かす事
・「創作」目的を持っている事
料理にはこれが揃ってる。

あと多分、自分が思うのは、料理は大体
・楽しい事を想像しながらやってる
からじゃないかと。
ふてくされながら料理すると、頭が回らなくてマズいモノを作り易い。

あり合せの食材や限られた予算で食卓を作ろうとするママの知恵も
ハンパじゃないってことだなんだな、きっと

まぁ
この川島隆太教授については学会でも賛否両論あるみたいだけど
(私の主治医は彼をお嫌いなようでした…)
料理上手は頭も良い
少なくとも私にとっちゃ都合の良い理論でしょう

逆に
「料理をやめた女性は認知症になり易い」とのこと
おそろしや (ホントかよ)

お母さん!忙しくてもご飯作りはサボっちゃだめ


先生は「料理ドリル」も執筆

川島 隆太, 岸 朝子
川島隆太教授の脳を鍛える大人の料理ドリル―料理の基本テクニック30日