鯛のアクアパッツァ | リナの料理録

鯛のアクアパッツァ

アクアパッツァ
アクアパッツァは、和訳すると「魔法の水」の意
ということは… 「水料理」?


ようは極めて単純な、魚の水煮!
それなのに驚くほど美味しいから、「魔法」なんだとか。

作り方は本当にシンプル
使う器具はフライパン1つ
ポイントは、新鮮な魚を用意すること
あとは美味しい水とオリーブオイル

簡単なのに見栄えもして最高に美味しい魚料理
アクアパッツァ

(ingredients for 2)
小鯛…1尾
塩、胡椒
オリーブオイル

あさり…100g
ミニトマト(あればドライトマト)…4、5こ
ブラックオリーブ…4こ
ケーパー…大さじ2
アンチョビ…1枚
にんにく…1~2片
エクストラバージンオリーブオイル
パセリ(みじん切り)

(method)
にんにくはすりおろす。アンチョビは包丁で細かく叩き、すりつぶしてにんにくと合わせる。
ブラックオリーブは包丁の柄で軽く潰し、種を除く。
アサリは塩水につけて砂抜きする。
小鯛はうろこをひき、腹を開いてワタをとる。
エラブタから包丁の先を入れてエラをはずし、引き抜く。
綺麗に洗ってからしっかり水気を拭き、背骨に沿って飾り包丁を入れる。
全体と腹の中に塩胡椒で下味をつける。

少し深さのあるフライパンにやや多めのオリーブオイルを強火で熱し、魚を入れる。
こんがりと焼き色がついたら裏返し、もう片面にも同様に焼き色をつけ、弱火に落として香ばしく焼く。
半ば火が通ったら、パンに残ったオイルを一度すべて拭き取る。
(魚を少し持ち上げながらペーパータオル等で拭き取ればきれいになる)
新しくオリーブオイル大さじ3ほどを足して強火に。
アサリを加え、ひたひた程度の水を注ぐ。
トマト、オリーブ、ケーパー、アンチョビを入れ、アサリの口が開いたら中火に。
あとは10分程度、スプーンやオタマで魚に煮汁をすくいかけながら、完全に火を通す。
火を止めた後、香りづけにエクストラバージンオリーブオイル、パセリ(バジルでも)をふる。
完成

スープが絶品!!うっかり残してはいけません。

オイルを一度取り替えるのは、焼きに使ったオイルには生臭味が移ってるからです
さらに煮るときに新たな油分を入れることで温度が高くなり、仕上がりが香ばしくなるそう。

小鯛っていいです
なぜなら 見た目ほとんど真鯛だから
もちろん味も真鯛に近いし
真鯛がちょっとちっこいだけ!

ほかにも白身の魚なら何でもOK
メバル、カサゴなど味の良いものならさらに良し


ちなみに
ドライトマトは自分でも簡単に作れる
ミニトマトを半分に切って切り口に塩とオイル少々を塗り、低温のオーブンでじっくり(1時間くらい?)焼いた後、天日に半日ほど干せば完成。
生のトマトに比べると、旨味が凝縮されるうえ煮崩れがない。
まとめて作って冷凍しておけば気軽に使えるのでオススメです。