イナダの刺身&韓国風アラ煮 | リナの料理録

イナダの刺身&韓国風アラ煮

夕食の買い出しに出たら、イイ顔した「イナダ」がいたので
嬉々として尾っぽをつかみ、連れて帰りました

そして帰宅後すぐに小出刃を握り、イナダに向かって「宜しくお願いします」と一礼
息のない魚を長時間おいといたら臭みが出るというので、とリあえずおろしちゃおうと。

胸ビレの後ろに 左右両側とも包丁を入れ
腹を開いてワタごと頭をとり
あとは鯵と同様三枚に。

頭も美人だったので(←?)、エラとワタを外し、とっておく。

さて


いなだってなんのさかななんなんだったっけかな~


…あぁ思い出した
はまちで、ぶりだ(←?)

出世魚なので、成長の度合いで名前が変わるんだ
ブリの子供がハマチでハマチの子供がイナダでイナダの子供がワラサ
イナダにしても今日のは少し若そうだから
ワラサに近いんだな
ひとことでいえば脂の少ない「はまちで、ぶり」

それなら、ということで
アラは韓国風アラ煮でいこう…
(method)
葱、にんにく、生姜のみじん切りと一緒に油でアラを強火で焼き付けてから
輪切りにした大根と一緒に、ヒタヒタの煮汁でピリ辛に煮る
煮汁は醤油ベースに、砂糖、酒、コチジャンとトウバンジャン
だけ♪

幸か不幸か、捌き方が未熟だったので中骨充実 (アラ煮に好適)

半身はやっぱり刺身、2種のお造りで!
(method)
半身をサク取りして、平造りにして
半分ずつ、粗く叩いた山芋とアボガドをそれぞれ乗せて…

ツヤツヤでピンクの身がキュート♪
脂の乗ったハマチの刺身も人気があるけど
さっぱりしたイナダの刺身も良いお味です


ピリカラのアラ煮は
じつはちょっと「どーなのコレ?」と思いながら作ったんですが
食べてみるとナカナカ!
いつものブリ大根とはひと味違って
大根にもうまみがジワリ
イナダかハマチのアラを手に入れた方は
是非お試しください